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メルヘンメイズ MARCHEN MAZE 機種:AC, PCE, X68k 作曲者 (AC):川瀬知香 (S.KOBAYASHI) サウンド (AC):PXX サウンドドライバ (AC):小林たかとし (*1) 作曲者 (PCE):川瀬知香 (KOBA) サウンドコンバート (PCE) (*2):富樫則彦 (NORIRIN) ミュージックプログラム (PCE):KAERU.T 効果音 (PCE):N.H.システムのサウンドプログラマー中村 (*3) 開発元:N.H.システム (AC)、N.H.システム→ノバ (PCE)、SPS (X68k) 発売元:ナムコ、SPS (X68k) 発売日:1988年7月5日 (AC)、1990年12月11日 (PCE)、1991年3月15日 (X68k) 概要 ナムコが1988年に発表した、『不思議の国のアリス』をモチーフにしたクォータービューSTG。 開発は早川弘一氏がコアランドの退社後に立ち上げたNH(*4)システムが担当。(*5) 本作は同社の処女作に当たる。 敵弾と接触する度に自機のアリスが「アン!」と声を上げるが、これは同社の事務員を務めていた女性、設楽氏によるもの。 音楽は外注の川瀬知香氏が担当。当時は小林智の名義で活動していた。 川瀬氏はのちに同社開発の『ブラストオフ』も手掛けることになる。 メルヘンテイストなBGMの人気は高く、「ナムコ・クリスマスコンサート」で演奏されている。 サウンドドライバには『パックマニア』のために小林たかとし氏が開発したものが使用されたという。 PCエンジン版は当初アーケード版と同じくN.H.システムが開発していたが、同社が1990年2月末に倒産したためノバに引き継がれた。 トップビューの縦スクロールになったほか、1面、最終面を除いたステージ構成や内容が大幅に変更されている。 サウンド面では楽曲の割り当ても差し替えられているステージがあるほか、デモシーンなどのための追加曲が存在する。 SOUND SELECTの入り方(PCエンジン版): I、II、SELECTを押したまま電源を入れる。 タイトル画面が表示されたらボタンを離し、RUNを押す。 収録曲 (サウンドトラック順) 曲名 補足 順位 アーケード版 クレジット プロローグ イントロとメイン部でデータが別 おかしの国 1面 第2回マイナーゲーム324位 ボス マップ おもちゃの国 2面 つみきの国 3面 きかいの国 4面 そらの国 5面 びっくりの国 6面 むしの国 7面 へいたいの国 8面 女王の国 9面 第2回アーケード271位第2回マイナーゲーム121位1980年代95位 女王のテーマ イントロとメイン部でデータが別 クリア エピローグ ネームエントリー (X68k) 起動時BGM ミス 落下ミス&永パ防止キャラ接触ミス コンティニュー ゲームオーバー 『ナムコ・ビデオゲーム・グラフィティ Vol.6』収録 アレンジ・バージョン メルヘンメイズ (アレンジ・バージョン) 編曲:小野沢篤 PCエンジン版 プロローグ ストーリーデモ1 おかしの国 1面原曲:AC版同名曲 ボス 1~8面ボス戦原曲:AC版同名曲 きかいの国 2面原曲:AC版同名曲 みどりの国 3面原曲:「へいたいの国」 こおりの国 4面原曲:「びっくりの国」 じかんの国 5面原曲:「おもちゃの国」 みずの国 6面原曲:「つみきの国」 そらの国 7面原曲:AC版同名曲 かがみの国 8面原曲:「むしの国」 女王の国 9面原曲:AC版同名曲 女王のテーマ 9面ボス戦原曲:AC版同名曲 クリア ボス撃破原曲:AC版同名曲 エンディング ストーリーデモ2原曲:AC版同名曲 エピローグ~クレジット ストーリーデモ3~スタッフクレジット原曲:「ネームエントリー」 ゲームオーバー 原曲:AC版同名曲 ステージセレクト SOUND SELECTROUND SELECT バルーン ミス後復帰SEAC版における風船取得時の落下後の復帰ジングル サウンドトラック ナムコ・ビデオゲーム・グラフィティ Vol.5 アーケード版をステージごとのメドレー形式で収録。 個別の詳細な曲名はこの時点で付いていなかった ナムコ・ビデオゲーム・グラフィティ Vol.6 アレンジ・バージョンを収録 HuCARD Disc In BANDAI NAMCO Games Inc.Vol.2 PCエンジン版を収録 ナムコサウンドミュージアム ~メルヘンメイズ ブラストオフ ファイナルブラスター~ アーケード版、PCエンジン版、Arrangeを収録 関連動画 AC版 (Wii VC AC) プレイ動画 『ナムコサウンドミュージアム ~メルヘンメイズ ブラストオフ ファイナルブラスター~』
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コテのイズ(,isД^)と中身のイズを両方を指す。 Missing ゼロ氏から賜った称号。 血塗れなメルヘンファンタジーの世界で頭が一杯。 決してメンヘル大統領で無い。近いものはあるが。 大統領だが、シティの指導者とかでは無い。それは別の大統領である。
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『メルヘン王子グリム』は、渡邉築によるギャグ漫画。 渡邉築は同名の読み切り漫画で漫画家としてデビュー。この作品は初の連載作品である。 週刊少年ジャンプ2011年12号から同年30号まで連載された。全18話。全2巻。 あらすじ ある日突然、メルヘン王国からメルヘン王子のグリムがやってきた。彼は少年・磯部にメルヘン王子になってもらいたいようだが……。 登場人物は白雪結衣(白雪姫)、竹取かぐや(かぐや姫)など童話にちなんだ名前が付けられている事が多い。 ヒロインは小学6年生で巨乳アイドルである。 アマゾンレビュー(一部抜粋) かわいくてヘタッピな絵を含め、奇妙な魅力のあるギャグ漫画。 私は最初に読んだ時、隣人から壁ドンされるほど爆笑した。 今流行の人を馬鹿にして笑わせるようなギャグ漫画とは一線を画している。 メルヘンの王子が男の子の家に居候するという設定が、もはやドラえもんのパクリだとしか思えない。ギャグもつまんない。 画力が無いなら無いなりに下手ウマで行かなければいけないのに この漫画の場合はただ絵が下手なだけ。よくエロやろうと思ったな。。。 レビューからわかるように下ネタギャグなど賛否が分かれる作品である。だが18週で打ち切られた。 ■関連項目 ジャンプ打ち切り漫画集
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メルヘンシード 夢がいっぱい詰まった童話の世界の種。 畑使用可能 この世界には存在しないだろうと言われていたレア種だ。 仙人になれる実がなるとも、 神の酒が入った瓢箪がなるとも、 童話の世界では作家の好きな様に扱われているけど、 はてさて、現実では一体何がなるのやら……。 とりあえず、レイチェルに任せれば、 上手いこと育ててくれるだろう。
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ご存知メルシィ・サンドフォードJr.がまたやらかしたもののひとつ。 元々マッドメルヘンポエマーな彼の新境地といったところだろうか。 ■アトミック・メルヘン メルシィ本人が云うには、「泥団子であろうがそれが海老シュウマイだというのなら中には本物の海老を入れるものだ」という理念で書かれるマッド・メルヘンに対し、「目覚まし時計が味噌汁の中に入っていたとしたらそれはまた新しいね、犬と鶏と女房を飼う必要がなくなる」という理念で書かれるのがアトミック・メルヘンだ。 ジャーイの丘に来て林檎の木の下で思想に耽っていたメルシィの横に1つの林檎が落ちてきたのをトリガーに彼の中で何かが閃いたのだという。 その時の彼が残した「僕は林檎よりもフクロウが好きなんだ、これをニュートンにやらせるわけにはいかないね」という言葉は有名である。あちら世界において世界史と物理法則が捻じ曲がった瞬間であった。 ■某シリーズでの「アトミック・メルヘン」 時間軸的には、 満月塩道楽 ↓ 千手観音闇神楽 ↓ 花鳥風月蝉雅楽 という流れになっており、この段階では最後までメルシィはマッドメルヘンポエマーである。これからの彼の活躍が注目されている。 ■マッド・メルヘンとアトミック・メルヘンの違い 例えば、「今宵の月は満月、髪を梳く風に身を委ねて十五夜」という文句をメルシィが文章に表わそうとする マッド・メルヘンとして正しく変換された場合、 →しかし十五夜に狐の嫁入りとは感心しないね。まるで僕がひよこ嗜好だと暗に云われている様で気分が悪いよ。 アトミック・メルヘンとして正しく変換された場合 →待つんだフラットコーン、今僕は君を海のもずくと例えたが嘘じゃない。君が藻屑だなんて誰が思うんだい。・・・もずくだよ。 二つを見比べてみるとその些細な違いに気がつくことが出来る。 ■関連項目 メルシィ・サンドフォードJr. 満月塩道楽 千手観音闇神楽 花鳥風月蝉雅楽
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買値 4000ベル インテリアテーマ メルヘン
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Märchen Veil 機種:PC88, PC98, MSX, MSX2, X1, FM7, MZ, NS 作曲者:佐藤浩一 開発元:システムサコム 発売元:システムサコム 発売年:1985年 概要 システムサコム発アクションRPG。 アクションシーンにパズル要素を含めたシューティングタイプのゲーム。 システムサコム提唱のノヴェルウェアの流れを汲み、童話風の世界観と切なさを内包したシナリオ、それらを表現するやわらかく可愛いキャラクター・グラフィックが特徴とし、章の合間ごとに文章による描写も含んだビジュアルシーンが挟まれ、それが次のステージでなすべきことのヒントにも繋がっているという、当時としては画期的な構成のゲームだった。 反面、難易度が非常に高く、万人受けするものとはいいがたかったのと、後続の続編が1機種のみのリリースだったため多くの人が結末を知ることができなかったのが惜しいところ。 当時のマイコンにはひと通り移植された他、ファミコン版も存在(→ファミコン版) サンソフトが移植し、オリジナルとは全くの別物。 BGMは著名なクラシック曲のアレンジがメインだが、どれも作品の世界観にマッチしたアレンジとなっており評価が高い。 収録曲 曲名 補足 順位 ファンファーレ PC-8801版 タイトル ヴィジュアルシーン ゲームBGM 1 ガスパル・サンズ作曲「カナリオス」より『マイナーレトロ33位 ゲームBGM 2 ゲームBGM 3 天国 ゲームオーバー ファンファーレ PC-9801版AMD-98版 タイトル ヴィジュアルシーン ゲームBGM 1 ゲームBGM 2 ゲームBGM 3 天国 ゲームオーバー ファンファーレ JUKEBOX版(PC-8801) メルヘン・ヴェールのテーマ ヴィジュアルステージのテーマ バトル 森の国のテーマ ゾーン 暗闇のテーマ 城のテーマ ヘル イリュージョンのテーマ 魔法使いのテーマ Y・Hのテーマ エンディング ゲームオーバー ヴィジュアル・ミュージック サウンドトラック メルヘンヴェール メモリアルコレクション Egg Musicでの限定販売。 PV(MSX)
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フレンチメルヘン / French Marchen 【フレンチメルヘン】 アコーディオンが語るフランスの物語は、あなたにはどんな風にきこえるだろう? フレンチメルヘン / French Marchen 収録作品 関連リンク CS版ポップンミュージック11で登場した楽曲。担当キャラクターはリデル(CS11版)。 AC版ではポップンミュージック13 カーニバルでエントリーカード特典によりキャラクターのみ先行使用が可能となった。 その後ポップンミュージック14 FEVER!で、店舗対抗イベント「フィーバー戦士ポップン14」のイベント隠し曲として移植された。 トルバドゥールの回想 / リシャール秋田 BPM 158-205 5B-9 N-【CS11】17 ⇒ 【14】21 H-【CS11】26 ⇒ 【14】27 EX-【CS11】29 ⇒ 【14】31 新難易度 5Buttons NORMAL HYPER EXTRA × 27 33 37 いろいろな形でポップン11のテーマである「トラベル」を表現している曲だが、主に2つに分けることができる。1つが「旅」そのものが題材、もう1つが「世界各地の特有の音楽」である。で、この曲は後者に該当し、フランスをモチーフにした曲が無いということもあって、今回隠し曲として登場したのであろう。アコーディオンの旋律とイントロのボイスが昔のフランス、特にロココ時代を連想させるような雰囲気が漂う。後半で多少リタルダンドして展開が変わる部分は秀逸。 多少のズレはあるものの、そこまで気にならない程度だが、BPMがかなり速いのでHs調整に注意。またBPM変化前後はGOODを出しやすいのでパーフェクト狙いでは意識したい。ノーマルは中盤の片手での交互押しラッシュで崩れないようにすること。Lv17にしては若干難しめな印象がある。ハイパーは同時押しや階段が基本だが、左白を刻みながら右手で横移動の8分刻みがあるので、この箇所を耐えられるかがクリアのカギ。BPMが速いので、若干体力は必要だろう。EXは要所要所に譜面が付け足されてHよりも細かくなっているためそちらよりも忙しく、ハイパーと同様に中盤が難しめでLv29にしては表記が低めの印象がある。しかし、BPM変化後から回復できるのが救い。 リデルの久々の担当曲。cs11の隠し曲。3拍子がメイン。BPMの速さに注意。後半でBPMの変化が微妙に起こる。なお、この曲の担当キャラが、ポップン13のcsカードの特典キャラとなっている。 CS12への再録時にプレビューの開始位置が変更された。 CS11公式サイトでは1分9秒辺りからで、CS12では1分17秒辺りからの開始になっている。 AC移植時も変更後のものが反映されている。 公式サイトではブラウザタブにおける曲名表記が「トル パ ドゥール」と誤記されていた。 収録作品 AC版 ポップンミュージック14 FEVER!からの全作品 CS版 ポップンミュージック11~ポップンミュージック12 いろは ポップンミュージック Lively 『セレクション 楽曲パック vol.2』内に収録。 関連リンク 楽曲一覧/ポップンミュージック11
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メルヘンデビュー めるへんでびゅー【登録タグ ARM(IOSYS) め ソロ 冒険家 夕野ヨシミ(IOSYS) 安部菜々 深夜枠】 nana-music.com 楽曲データ 作詞 夕野ヨシミ(IOSYS)? 作曲 ARM(IOSYS)? 編曲 ARM(IOSYS)? 唄 安部菜々? 歌唱キャラクター 冒険家 歌詞 おじさん おじさん おじさん!×3 おじおじおじ おじさん! 電波でOK 受信でOK おじさん おじさん グルコサミン 心はちゃんと 通じてるんです 「キュート・キューティ・キューティクル♪」 隠密OK チェイスもOK おじさん おじさん プロビタミン これでもちゃんと 解読班です 「ハートウェーブ! ピリピリーンッ!」 おじさん おじさん 電車で向かえば1時間 おじさん レム睡眠 『ハッ、こ、ここはててご!荘じゃない!? 乗り過ごしちゃった~! からのっ、いち!に!ナナー!』 おじさんパワーで メルヘンチェンジ みんな大好き 好き好き大好き うー どっかーん! おじさんハートに キュンキュンきらめく ホントの気持ち 「キャハッ! ラブリー25歳(?)♪ ブイッ♪」 大事な大事な ときめきだモン!
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メルヘンメイズ 【めるへんめいず】 ジャンル アクションシューティング 対応機種 アーケード 発売元 ナムコ 開発元 NHシステム 稼動開始日 1988年 配信 バーチャルコンソールアーケード【Wii】2009年9月29日/800Wiiポイント 判定 なし ポイント メルヘンチックなファンタジーアクション見た目に反して鬼難易度 概要 ゲーム内容 主なルール 評価点 問題点 総評 家庭用移植 余談 概要 1988年にナムコ(現:バンダイナムコエンターテインメント)からアーケードにてリリースされた斜め見下ろし型アクションシューティング。 童話「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」をモチーフとしており、時計うさぎによって鏡の世界に導かれたアリスが、世界を支配する闇の女王を倒すべく、シャボン玉を噴き出す魔法のストローを手に9つの世界を冒険する。 当時のアーケードゲームとしては極めて珍しいと思われる、クォータービュー視点のステージ構造が特徴で、メルヘンな外観とは裏腹に、玄人ゲーマー好みの高い難易度を持つ。全9ステージ構成。 キャラクターデザインは『銀河任侠伝』(ジャレコ)を手掛けた漫画家のANO清水氏(*1)。 開発を手掛けたNHシステムはアルファ電子で『チャンピオンベースボール』の企画を担当した早川弘一氏らによって立ち上げられたデベロッパーで主にナムコ作品の下請けをメインとして活動していた会社である。(*2) ゲーム内容 主なルール 使用コントローラーはレバー+2ボタン。レバーにてアリスの移動操作、ボタンは各自シャボン玉攻撃とアリスのジャンプに使用する。 概要に述べた通り、本作はクォータービュー視線であり、慣れない内はレバー操作の感覚に違和感を覚えやすい(例えば、レバーでの前方移動はゲーム中では斜めの移動となる為)。 シャボン玉攻撃ボタン(以下攻撃)を押すと、レバーとの組み合わせによってアリスが向いている八方向のいずれかに直進的な攻撃を放つ。連射すれば攻撃を連続で放つ事もできる。 攻撃ボタンはボタン押しっぱなしにより溜める事が可能。溜め中にボタンを離すと攻撃判定と攻撃力が増した巨大シャボン玉を放つ事ができる。但し、溜めすぎるとシャボン玉が破裂して一からの溜め直しとなってしまう。 溜めている最中でもアリスを動かすことは可能。また、溜めている最中にアリスの前方に攻撃判定が発生する為、溜めながら敵に体当たりというテクニックもできる。 ジャンプボタンを押すとアリスがジャンプする。ジャンプは浮遊している地形を飛び越えたり、敵や敵弾を交わす効果があり、クリアするのに要必至な基本アクションとなる。 また、ジャンプ中のレバーの組み合わせにてアリスの空中移動調整も可能である。しかし、ジャンプ中は一切の攻撃はできず、攻撃中にジャンプすると攻撃キャンセルとなってしまう(*3)。 このゲームにおいては、アリスが敵に接触しただけではミスにならず、後方へ弾き飛ばされるだけですむ。 アリスが移動するフィールドは空中に浮いており、敵などに触れて弾き飛ばされてフィールドから落ちたり、着地ミスで空中に落ちてしまうことでミスとなる。弾き飛ばされた直後は無防備であるため、タイミングが悪いと連続で弾き飛ばされてしまうので常時、気を抜けない。 なお、レバーでの移動だけではフィールドから落ちることはない。あくまでジャンプによるフィールド外への落下と、敵の攻撃で弾き飛ばされて落ちることがミスの条件。通路に押し付けるようにしてアリスを歩かせることで、アリス1人分の幅しかない通路に転がる敵弾をギリギリすり抜けて避けていくなど、地形に応じた敵の攻撃の軌道の見極めも肝心。 アリスの攻撃は基本的に相手を弾き飛ばすだけの効果しかなく、シャボン玉で敵を弾き飛ばしてフィールドの外や穴に落とすことで初めて倒したことになる。 例外として、ボスや一部の耐久力の設定された敵に対しては、他のシューティング同様に玉を撃ち込んで破壊する。 ときおり進む先に浮遊して常に動いている床があり、ジャンプボタンでそこに着地する必要がある。もちろんタイミングを誤ってしまうとミスとなってしまうので、慎重にジャンプしなければならない。 通常のフィールドとボスの待つフィールドは足場が地続きではなく、専用の浮遊床を経由してボスのいる場所へ到達しなければいけないのだが、通常の浮遊床と違い、ジャンプした時のアリスの影が映らなくなっている。 足場が途切れている所は、空中を飛んでいくアリスのシャボン玉は通過するが地面を転がってくる敵弾は落ちていく。地形によっては、これをうまく利用して一方的に攻撃可能。救済措置というよりは必須テクニックの一つだが、アーケード版には時間制限があるので過信は出来ない。 道中に「?」のマークの付いたアイテムボックスがあり、それを攻撃で破壊するとアイテムが出現する。 赤水晶 スコアボーナス 青水晶 一定時間、溜めなしで最大攻撃ができるようになる。緑水晶と併用可。 緑水晶 一定時間、シャボン玉が前方三方向(3WAY)攻撃となる。青水晶と併用可。 紫水晶 一定時間、アリスの移動スピードが上がる。 黄水晶 一定時間、敵の動きが止まる。 風船 弾き飛ばされて足場から落下した際のミスを1度だけ帳消しにした上でその場復活。次ステージへの持越しはできない。 うさぎのぬいぐるみ 一定時間、アリスの周囲にバリアが張られて完全無敵状態になり、体当たりで敵を弾き飛ばせる。ただし、落下のミスは防げない。 ブーツ 一定時間アリスのジャンプ力が増す。 ミニ時計 制限時間が一定量回復する。 ステージが進むと敵が出現する罠のアイテムボックスも登場する。 残機制の戻り復活。残機0でゲームオーバー。 ミス条件は「アリスが敵などに弾き飛ばされて足場や穴から落ちる」「浮遊床の着地を誤り穴に落ちる」「制限時間経過後に出現する永久パターン防止敵に触れる」のいずれか。 評価点 アリスシリーズの童話をモチーフにしているだけあって、メルヘンで可愛らしい外観となっている。世界観の雰囲気は非常に上手く表現されており、評価が高い。 各ステージは「おかしの国」「おもちゃの国」「そらの国」などのメルヘン節全開な構成となっており、ステージによって様々な個性を持っていた。 また、見下ろし視点による背景は空間の高低差の表現が突出しており、擬似的な2Dグラフィックの表現ながら本当に高い足場で移動している感覚を味わわされる点も評価されている。 世界観にぴったりマッチしたBGM。コンポーサーはNHシステム(当時)所属の小林智氏が担当している。 また、主人公のアリス嬢は当時のナムコヒロインの中でも人気が高く、ワンダーモモ、ワルキューレと並ぶ、80年代のナムコット三大ヒロインとして(主に大きなお友達から)支持を得ていたらしい。また当時のAC業界史上最年少のお子さまキャラとして触れ込まれてもいたようである。 問題点 見た目が可愛らしくゲームではあるが、難易度は全然可愛げない鬼仕様。はっきりいって序盤から殺気むき出しの厳しさである。 クォータービュー故に視線感覚が慣れないと掴み辛い上、敵の攻撃がやたらと激しい。先ステージに進むにつれ鬼畜度が増し、後半ステージあたりは敵の多さと地形の狭さ故に弾き飛ばされる事は死を意味するといわんばかりの非道さ。ゲーム的にはMARCHENどころかHELLの領域といえるもしれない。 終盤では処理落ちするほどの雑魚の群れが高速で動き回ったり間断なく弾を吐き続けて来るため、時間制限もあって非常に厳しい戦いを強いられる。 そういう難易度だった為か、商業的にはさほどヒットしなかったのが惜しいところである。 ただ、ボスはさほど強くないのが救い。攻撃パターンも単純なので初見でも突破しやすい。あくまで道中の難易度が厳しいのである。 ジャンプ中はシャボン玉を撃てず、タメ撃ちもキャンセルされてしまう仕様のため、攻撃がし辛い。さらに攻撃パワーアップの効果は一定時間で消えてしまうため、ノーマル玉の連射というワンパターンになりがち。 総評 「可愛らしくメルヘンな外見に釣られてプレイしたら、そこは地獄という名の迷宮だった」…そんなゲームであろう。少なくともライト感覚でプレイしようものなら、泣きをみるというべき存在だったように思える。 ファンシーな皮を被った高難度ゲームというところは、いかにも80年代のアーケードゲームらしいといえようか。 家庭用移植 PCE Huカード版(1990年12月11日発売、ナムコ/NHシステム、ノバ) PCE版最大の特徴としてはクォータービューが廃止されトップビューになった事が挙げられる。ゲーム自体もほとんどのステージが一新され、奇々怪界のようなトップビューの全方位アクションシューティングといった趣きになっているため、アレンジ移植といったほうが正確か。 クォータービューの廃止については「PCEのハードスペックの問題とPCEコントローラーが斜め入力し辛いため」と言われていたが、AC版の後期ゲームデザイン及びPCE版のプログラマーであった中村伸武氏はこれをきっぱりと否定しており、ナムコの営業サイドから「斜めスクロールは難しくて受け入れられないので縦スクロール仕様にしてほしい」という要望があった為だと後年のインタビューで述べている。 アイテムの風船が残機の役割に変更され、ミス時はその場復活で継続する。 制限時間とスコアが廃止され、マップ構成もAC版に比べて平易になっているため難易度は下がっている。その反面、敵と接触した際の後方への弾き飛ばし距離がAC版よりも大きく、弾き飛ばし方もかなり勢いよくなっているため、それなりに死に易く、そこそこ難しい。 ステージ数自体はAC版と同じ全9ステージ。ただし、一部を除いてほとんどのステージがPCE版のみの新規ステージに差し替えられており、原作には無かったフィールド上の仕掛けや新規の敵キャラも多く追加されている。 オープニングとエンディングに会話デモが追加。ストーリー性が深められている。 PCエンジン版の開発も当初はAC版同様NHシステムが手がけていたが、1990年の2月にNHシステムが倒産。開発も一時中断となったが倒産直前時点でゲーム部分はほぼ完成していたため、同じくナムコの下請けなどを担当していたノバに開発が引き継がれた。当初の仕様からステージ開始時のグラフィックに変更が加えられている。 X68000版(1991年3月14日発売、SPS) こちらはかなりAC版に忠実な移植となっている。AC版の開発メンバーである中村氏がSPS-NETの会員であったことからX68000版の開発を聞き、その際に素性を明かしたのがきっかけで外部アドバイザーのような形で関わっている。上記の経緯もあり、スタッフロールにはスペシャルサンクスとして中村氏の名前も載っている。 Wiiバーチャルコンソール版(※サービス終了に付きDL不可) AC版の忠実移植。 余談 PCE移植版は前述の通り1990年12月11日だが、何の偶然かその8日後に本作と並びPCEの二大アリスゲーと称される不思議の夢のアリスが発売されている。 ジャンル自体は異なるが、どちらも「アリスが溜め攻撃を持つ」「高難易度なゲーム」という妙な共通点がある。 2002年にアリカからリリースされたアーケードの音楽ゲーム『テクニクビート』がナムコのレトロゲーム楽曲とコラボした際、本作のBGMもアレンジ収録される予定だった。 しかし、外部開発作品であるため権利問題で折り合いが付かず、ロケテストのみの幻の楽曲となった(家庭用ソフト及びサントラにも未収録)。 2002年6月14日に旧ナムコから発売されたGBA用ソフト『ファミリーテニスアドバンス』で、本作のアリスが隠しキャラクターとして出演した。 ゲーム番組「ゲームセンターCX」でも有野課長がPCエンジン版に挑戦しており、今作の高い難易度に課長もかなり苦戦した。 その苦戦具合は、管プロデューサー(番組のナレーションも担当)から「よくメルヘンメイズという名前をつけれたな」と言われたほどである。